設計事務所の選択基準について

皆さんこんにちは(・ω・)松永建設の式です♪

今日は、設計事務所の選択基準についてです。
家を建てる時、依頼先として(少数ですが)設計事務所を選択する人がいます。
雰囲気だけで設計士に依頼する人がいるので、チェックポイントを話しておきますね。
業者を選択する時のポイントと同様で、最も重要なことは、設計士の人間性です。
その他の具体的なポイントを以下に記しておきますね。

1,意匠(デザイン)だけでなく、設備・構造設計についても精通していること。
設計には、意匠設計、設備設計、構造設計の3つがあります。
ほとんどの設計士が意匠設計しかできません。
なぜ、デザイン中心になるかと言うと、素人受けするからです。
なお、構造は構造の専門家、設備は設備の専門に外注するので、設計料は割高になります。

2,建設材料の特質を理解していること。
材料の特質を理解していない設計士に依頼すると、適材適所に材料が使われません。
ですから、本来機能すべき特質を100%発揮させることなく家が建ってしまいます。

3,施工業者への見積り依頼時に、建材の必要数量を正確に伝えられること。
材料の必要数量の拾い出しができない設計士がいます。
その結果、施工業者の判断で必要数量を拾い出すため、同じ条件で見積り比較ができません。

4,材料や設備の相場を把握していること。
相場を知らない設計士に依頼すると、その時期に安価で良い材料やバーゲン価格での設備を使えません。
その結果、同じレベルのものでも高く買うはめになります。
また、予算オーバーした分のコストダウンを施工会社に一方的に押しつけます。
それは、施工業者の手抜き工事の原因に繋がる恐れがあります。
そして、依頼主は夢を諦めなければなくなります。

5,現場をよく知っていること。
現場をよく知らない設計士に依頼すると、施工の手間がかかる設計図面をひきます。
その結果、工事期間が長くなり建設コストに跳ね返ってきます。
また、施工会社が実際にどんなところで工事ミスや手抜き工事しているのかをよく知りません。
ですから、ミスや手抜きを事前に防止できません。

6,職人と円滑なコミュニケーションが図れる事。
職人との円滑なコミュニケーションができない設計士がいます。
設計上で何か不明な点や、施工上の問題が発生した場合、職人独自の判断で工事が進みます。その結果、図面どおりに施工されていないなどの問題が発生します。

7,施主の顕在化しない潜在的な必要性や欲求を引き出せること。
日常生活や価値観を聞き出す能力のない設計士がいます。
そんな設計士に依頼すると、求めている住まいづくりを実現してくれません。
高い設計費用を払うんですから、理想のプランを実現したいですよね( ^o^)ノ 

残念ながら、全てを兼ね備えている設計士はごくわずかです。
ですから、人間性が重要になってくるわけです。
謙遜で正直な人、素直で正直な人、そんな設計士を選んでくださいね。

業者選び同様、最も重要な事は設計士の人間性です。
また、家は生活の場です。
芸術気取りの人もいるので気を付けてくださいね。

次回は『失敗しない住まいづくりの秘訣』のまとめをお話ししますね(^O^)
お楽しみに★ミ
家族の健康を願う安心の家【内観①】.jpg

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