フローリングのお手入れについて

皆さんこんにちは(・ω・)松永建設です!
最近は、ほぼ全室フローリング、というお家が多いですね。

昔に較べ、和室を取らない間取りの家も増えているようです。

フローリングの床を傷めず、長く使うにはどのようなお手入れやメンテナンスを心がけていけばいいのでしょうか。

引っ越しや新築で入った時にはもちろんワックスも塗られ、ピカピカのフローリングだったはず。
でも、生活していれば、細かなキズはすぐにできます。
小さいお子さんや、ペットのいるご家庭なら、フローリングのキズは悩みの種かもしれません。

ワックスは種類にもよりますが、だいたい半年に一度は重ね塗りをするのがベストです。
また、ワックスの種類は多種多様あります。
もちろん素材に応じて使い分けますが、成分にも気をつけて下さいね。

せっかく自然素材にこだわって家を建てても、肝心のワックスに化学物質が入っていたら、シックハウスの原因になる恐れがあります。
ネットなどでこだわりのワックスをお取り寄せされる場合は、ぜひ成分チェックを。

ところで、雨が続くと掃除をまめにしていても、フローリングの床がべたべた・・・と気になっていませんか?

合板フローリングは接着剤の膜でおおわれているため、湿気をほとんど通しません。
梅雨時などの床のベタつきは、水分が床で結露している状態なんです。

その点、無垢材のフローリングは、調湿機能にとても優れているので、べたべたすることはありません。

合板フローリングの8倍もの調湿機能があるそうです。
実際に裸足で立ってみると、肌ざわり(足ざわり?)が明らかに違います。

ベタつきでお悩みではありませんか?
気になる時は、除湿や換気機能をうまく利用しましょう。

また、無垢材は傷がついても、削ることでまたきれいに蘇りますが、合板はそうはいきません。

そこで、傷を補修するための様々なアイテムがあります。
ホームセンターに行けば、色々な種類の補修材が置いてありますね。
きれいに元通り、とまではいきませんが、素人でも、かなり目立たなくすることはできます。

無垢材にシミなどが出来てしまった場合は、極細のスチールタワシでこすりましょう。
そのあと、ワックスか塗料で仕上げればきれいになります。
手に負えない大きな傷などでお悩みでしたら、相談に乗ることもできます。

気になる個所は、放っておくとどんどん劣化していきますし、傷がつくとどうしてもそこに汚れが溜まります。
気付いた時にすぐ対処するようにしましょう。

通常のお掃除としては、フローリングワイパーでホコリやゴミを取ったあと、掃除機で残りのゴミを吸い取ります。

細かいゴミやホコリを取るのはとても大事なことなんですよ。

床のスリッパで歩きまわることによって、その小さいゴミがヤスリの役割を果たし、常に研磨している状態になりますから傷がついてしまいます。

こびりついた汚れや食べこぼしは、絞った雑巾で拭き取りましょう。
フローリングは木材のため、水をたっぷり含んだ雑巾や、強い洗剤での拭き掃除はご法度です。

基本のお手入れは、クッションフロアーも同様です。
日常生活でつくキズは多少は仕方ありませんが、防げるキズもあります。

入居時に、大きな家具の下にキズ防止シートなどを貼っておく、などですね。

そうそう、フローリングに直接布団を敷いていたりしませんか?
湿気を逃がすことができないと、カビが発生してしまいます。
ダイニングセットの下の敷物も、同じ理由から注意が必要です。

布団の湿気対策には、市販の「すのこ」や湿気取りシート、布団乾燥機も有効です。

最近は和室のない家も増えている、とお話しましたが、リビングに通せない来客の場合や、ご両親が泊まる時など、やはりあると便利です。

しかし市町村によっては、和室があると固定資産税の評価が高くなる場合もあります。

全室フローリングにしてしまったけれど、小さいお子さんを遊ばせたり、ごろごろできるスペースが欲しい!という場合は、デザイン性の高い置き畳などもあります。

畳のお手入れ方法は、次回詳しくお伝えしますのでお楽しみに★
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