和室のお手入れアドバイス
2023年★
あけましておめでとうございます( ^o^)ノ
今年も家づくりに役立つ情報を発信していきたいと思います。
さっそく今日は、畳を始め、和室のお手入れアドバイスです。
近頃は、和室は必要ない、ということで全室フローリングの家も増えているようです。
それに、アトピーや喘息などの観点から、畳を避ける場合もあります。
でも、畳があるとついゴロンとしてしまいませんか?
やっぱり日本人ですから、落ち着くんですよね。
そんな和室や畳のメンテナンス、お手入れ方法ですが、和室洋室に関わらずすべての部屋は換気が基本です。
まめな空気の入れ替えが、何よりも大事です。
晴れた日には、押し入れも開け、空気を通して換気しましょう。
梅雨時など、雨が続くときは換気扇を使用して、少しでも空気を入れ替えてあげましょう。
また、家具類をびっしり敷きつめることもよくありません。
物がでふさがれてしまうと、畳が呼吸できなくなります。
家具と壁との間には多少隙間を作り、風が通るようにしておきましょう。
あと、エアコンを使用するリビングの隣に、普段使用していない和室があったりしませんか?
そういう状況だと、温度差で襖にゆがみが出ることがあります。
襖がゆがむと、当然、開閉はしづらくなります。
厚紙をはさむ、襖を少し開けるなど、温度差が大きくならないような工夫をしておきましょう。
掃除は「上から下へ」が基本です。
ハタキを使って天井、壁、照明器具の順番で、ホコリを落としていきましょう。
天井は、月に1~2回程度はホコリを落としてあげるだけでも全然ちがいます。
柄の長いペーパーモップを使うと楽ですよ(*^O^*)
白木の部分にはぬれ雑巾は使わず、乾いた布で拭くだけにしてください。
汚れが目立つ場合には専用のクリーナーを使用しましょう。
畳は水分を嫌うので、なるべくから拭きでお手入れすることをおすすめします。
日常のお手入れは、掃除機を丁寧にかけるぐらいで充分です。
畳の目に沿い、ゆっくり数回往復するように掃除機をかけましょう。
また、直射日光は畳の焼けや痛みの原因になります。
カーテンや障子などで、直射日光が当たらないようにしておきましょう。
そして、できれば年に一度は日干しをしましょう。
畳を外すなんて無理!という方は、持ち上げて空き缶などを挟んでおくだけでも風が通ります。
マイナスドライバーを差し込んでテコの原理で持ちあげましょう。
フローリング同様、入居時にやっておくと便利なのですが、重い家具を畳の上に置く場合は、ベニヤや段ボールなど、下あてを置いておくだけで傷みが違ってきます。
ところで、新築でも和室に多い問題は何だと思いますか?
答えはなんと、「カビ」です!
新しい畳は、実はとてもカビが発生しやすいのです。
新しくても、24時間換気システムでも、カビの発生を完全に抑えることはできません。
多少のカビであれば、換気しつつ、掃除機とから拭きを数回繰り返して除去します。
新品ならではの青みが抜け、黄色く日焼けした状態になるとカビは生えにくくなります。
こまめなお手入れと換気、除湿で乗り切ってください。
手入れ次第で長持ちしますから、大事にケアしてあげて下さいね。
また次回為になる情報をお話ししますのでお楽しみに★