【コラム】ZEHについて
今まで何度かお話してきたZEHについて。
やはりまだピンっとこない方が多いのではないでしょうか。
本日は復習をこめてZEHについてお話していきたいと思います。
ZEH(net Zero Energy House)とは、エネルギーの収支をゼロ以下にする家という意味です。
具体的には、住宅で消費するエネルギーと太陽光発電などの再生可能エネルギー設備によって生み出したエネルギーを比較して、1年間で消費するエネルギーの量を実質ゼロ以下にした住宅を指します。
住宅の断熱性能を上げたり、高効率な空調設備を入れたりすることで消費エネルギーを抑えると同時に、快適な住環境を作り出すことが可能です。
文章や言葉にすると難しいですよね(^_^;)
ですがZEHは様々なメリットがあります!!
• 光熱費が削減できる
ZEHを導入することで、住宅全体の断熱性が上がるため、エアコンなどの設備を効率よく活用することができ、結果的に光熱費の削減に繋がる◎
また、太陽光発電なども並行して活用することで自家発電による更なる光熱費の削減はもちろん、売電による収益なども期待◎
ZEHを上手く活用することで、光熱費を抑えつつ夏は涼しく冬は暖かいという快適な室内環境を保つことが可能◎
• 災害時の停電などにも対応可能
ZEHを導入することで、災害時の停電にも対応することができます。
日中のうちに太陽光発電設備による発電を行っておくことで、予め非常用電力を備えておくことができます。いざという時に、自家発電による電力を使用することができるため、災害時でも落ち着いた対応が可能です。
現在は、電力を溜めるのみの蓄電池を利用するのではなく、電気自動車のバッテリーなどを活用することで、非常時に備えている方が多いようです。
現在松永建設では≪建て得≫をお客様にご提案させていただいております。
建て得について
メリットが分かるとZEHについて少し理解できると思います。
ではZEHにするには・・・どうしたらいいの???と思いますよね。
ZEHにするために3つの設備が必要となります
① 断熱設備
機密性の高い窓や高断熱材を利用した、エネルギー効率の良い建築設備を活用することも、ZEH住宅の重要な要素の一つです。断熱効果の向上により、これまで冷暖房に依存していたエネルギーが削減され、快適な住環境を作ることができます。
これにより、ZEH住宅では夏は涼しく冬は暖かい快適な環境で過ごせることが期待でき、特に冬の寒い季節は、急激な温度変化によって引き起こされる体調不良を予防する働きがあります。
② 省エネ設備
LED照明や高効率の給湯システム、省電力稼働の冷暖房や換気システムなどで、無駄な電力を省くことが求められます。
さらに、住宅内で使用している電力量や稼働状況、太陽光発電による発電量などを確認するには、専用のシステム「HEMS(Home Energy Management System)」が必須です。
このように、居住の快適性を保った上で消費する電力を出来るだけ低減するためには、最新の技術を使った建築設備を導入する必要があります。
③ 太陽光発電設備
ZEHでは住宅で消費するエネルギーよりも、創り出すエネルギーが多くなることが求められるため、太陽光発電などのエネルギーを生み出す設備の導入が必要です。
そのため、太陽光発電設備を設置できる大きな屋根や、日当たり等を考慮した建築設計が求められます。
国土交通省によると・・・
エネルギー基本計画等(2021年10月22日閣議決定)において、2030年度以降新築される住宅は、ZEH水準の省エネ性能が確保されることを目指すとされ、今後、省エネ基準の段階的な引き上げが予定されています。
とされています。
国土交通省ゼッチについて
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